学会・勉強会

ドライアイ研究会主催講習会

2016年02月22日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

 

昨日21日は東京で行われたドライアイ研究会主催講習会に参加しました。
この講習会は年に1回行われているのですが、私が参加するのは3年ぶり?でした。
日曜の午後にも関わらず、全国から160名ほどの参加者があったようです。

 

ドライアイという病気については、欧米と日本では原因の認識が違います。
欧米では炎症が原因だとみなされており、炎症を抑えるような治療が行われています。
日本では涙液や、眼の表面の状態に異常があることが原因とされており、まばたきした時に
涙液が眼の表面でどのように動いているかを細かく観察して治療方針を立てます。
この考え方は京都府立医大の横井先生が中心になってまとめられているのですが、
2-3年前に話を聴いた時に比べて、分類や薬の使い分けについての考え方が
少し変わってきているようです。

 

なかなか1回聴いただけでは身に付くものではないのですが、
毎日の診療で涙液の動きを細かく見るようにして
患者さん1人1人に適切な治療ができるよう心掛けていきたいと思います。

 

久しぶりにドライアイについてまとまった話が聴けて、とても勉強になりました。
やはり定期的に勉強会に出かけるのは大事ですね。

新・眼科診療アップデートセミナー

2015年03月09日

こんにちは。四日市市の大川眼科院長 大川親宏です。

 

3/7(土)、8(日)は京都にて勉強会に参加しました。
そのため7(土)は11:00までの診療となり、ご迷惑をおかけしました。

 

このセミナーには毎年のように参加していますが、
土曜半日・日曜半日で眼科のいろいろな専門の先生の話を聴くことができます。

 

一口に目の病気といっても、
日頃よく遭遇するものから年に1人診るかどうかのものまであります。
めったに出会わない病気に対しても正しい判断ができるように、
また、良くある病気にも最新のよりよい診療・治療ができるように
勉強していきたいと思います。

 

気になった内容についてはまたブログでお伝えしていく予定です。

色覚検査について

2015年02月23日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

 

2/21(土)は午後から大阪で勉強会に参加しました。
そのため、診療終了を30分早めさせていただきました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

 

近畿弱視斜視アフタヌーンセミナーには3年連続での参加となりました。
斜視や弱視の勉強会は少ないので、土曜午後に開催されるこの会は非常に貴重です。
今回のテーマは斜視というよりも、小児の眼の病気から来る視機能のお話がメインでした。
麻痺性斜視に対する手術、先天白内障、先天色覚異常、LASIKの問題点、
小児の緑内障についてそれぞれ5人の先生の講演を聴いて勉強しました。
先天白内障や小児の緑内障なんかは小さな開業医ではほとんど診る機会はないのですが、
色覚異常はたまに診る機会があります。

 

2003年度から学校での色覚検査は廃止されました。文部科学省の決定です。
色覚異常への差別を助長するからといった理由だと言われています。
その結果、自分が色覚異常であることを知らずに成長し、
就職時や就職後に困る人が増えています。
色覚異常があっても日常生活ですごく困ることはそんなにないと思うのですが、
就けない職業、向かない職業はあります。

 

小さい頃からパイロットになりたい、警察官になりたい、と頑張ってきて、
いざ受験となった時に色覚異常である事実が発覚して断念せざるを得ない人。
電気配線の仕事に就いて、配線の色が区別できずに困っている人。
・・・そんな人を何人か診ました。

 

これが学校で色覚検査を廃止した結末です。
差別はむろん良くないことでしょうが、
差別しないように教育するのが
学校のやるべきことじゃないんですかね?

 

先天色覚異常は男性の5%、女性の0.2%にみられる珍しくない病気です。
残念ながら現時点で先天色覚異常を治す方法はありませんが
早い時点で検査をして見つけておけば、
職業選択などを考慮する時間も十分にあるでしょう。

 

もしもお子さんの色使いが変わっていたり、
一部の色が見にくかったりしたら
眼科で検査を受けられてはいかがでしょうか?

JSCRSウインターセミナー

2014年12月11日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

12/6,7は診療終了後に東京まで白内障手術に関するセミナーに行って来ました。

 

簡単に思われがちな白内障手術ですが、

眼の状態によっては難しい手術になる場合も結構あります。

このセミナーではそのような手術ビデオを見ながら討論、解説を聴けるので

勉強になりました。

 

その他、各社から発売されている眼内レンズについての発表もあり、

知識を整理することができました。

 

また今後の手術に生かしていきたいと思います。

弱視斜視学会

2014年12月04日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

気が付けばもう12月で急に冬らしく寒くなりましたね。

11月はブログをさぼってしまいましたので、また頑張って書いていきたいと思います。

 

11/29,30と京都で日本弱視斜視学会・日本小児眼科学会に参加してきました。

そのため11/29は11時に早じまいさせていただき、ご迷惑をおかけしました。
 

2120
 

緑内障や網膜の病気などは、日頃小さな勉強会があちこちで開かれ、

地元でも講義を聴く機会がまあまああるのですが、

小児眼科・斜視・弱視といった分野の勉強会はほとんどありません。

(薬がたくさん売れる病気ではないのでスポンサーがつかないのですね)

そんな訳で土曜半日、日曜は朝から夕方まで頑張って勉強してきました。

 

斜視とは眼の位置がずれている状態ですが、見た目以外にもいろいろな問題があります。

物が2重に見えることがあったり、眼精疲労の原因になったり、弱視の原因になったり、、、

 

弱視とは何らかの原因で十分に視力が発達せずに視力が出ない状態です。

弱視は大人になってからでは治せず、通常8才ぐらいまでに治療しないと

一生視力が悪いままになってしまいます。
 

→「子どもの目」の説明ページへ
 

小さいお子さんは自分で「見えない」と言いません。

物の見方や眼の位置がおかしいなど、周りの大人が気づいてあげる必要があります。

当院にはこれらの検査に慣れた視能訓練士がおりますので、

何か気になることがあればご相談いただければと思います。

三様会

2014年09月22日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

9/20(土)夜は「三様会」という小さい勉強会に参加してきました。

 

 

静岡の中村先生のお話は、
主に網膜静脈閉塞症に対する硝子体手術の話、白内障手術のこだわりの話でした。

 

網膜静脈閉塞症に対する治療は未だ定まったものがないのですが、

最近では抗VEGF剤と呼ばれる手術を眼内に注射する方法が広まっています。

(当院でも今年に入って数例注射を行いました)

この注射はよく効くことが多いのですが、1回の注射で治らないこともしばしばで

数か月経つとまた注射を追加しなければならないことも結構あります。

網膜静脈閉塞症は読んで字のごとく血管が詰まる病気なのですが、

その詰まる範囲や場所はさまざまです。

その範囲・程度によっては硝子体手術の方が良い場合もあるということを学びました。

 

 

名古屋大の浅見先生のお話は「プラスミン」についてのお話でした。

プラスミンとは簡単にいうとタンパクを分解する酵素の一種なのですが、

硝子体手術の代わりに、もしくは補助として用いることが最近試されています。

 

欧米では大規模な試験が行われ、
「黄斑円孔」という病気の人の眼内に注射することで約40%が治ったそうです。
(通常、黄斑円孔は硝子体手術で治療します)
まあ4割というと微妙な気もしますが、
治療の選択肢が増えることはよいことなのではないかと思います。

 

現在日本でも試験が行われているようですが、
近い将来一般に広く使えるようになるかもしれませんね。

物が見えるということ

2014年08月11日

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

 
この週末は東京で眼光学チュートリアルセミナーに参加しました。
土曜は臨時休診となったために、患者様にご迷惑をおかけしました。

 

さて、眼光学とは何でしょう?

 
物を見る時に周囲が真っ暗では見えませんよね?
明るい所では、太陽や部屋の明かりなどの光が物に当たって反射します。
眼球に入ってきた反射光を感じることで、物を見ることができます。

 

 

mieru sharp aquos

(画像:シャープ アクオスのHPより引用)

 

 

眼の治療にも検査にもすべて光が関わっています。
ピントを合わせるためにレンズを用いたりするのもその1例です。
そのような勉強を2日間してきました。
(どちらかというと医学というより物理学です)

 

いくつか興味深い話もありましたので、

いずれわかりやすくまとめてご紹介できればと思います。

 
世間ではお盆休みの時期ですが、

当院は今週8/11(月)から8/16(土)まで

通常通りに診療いたします。

視覚障害者用補装具適合判定医師研修会

2013年08月26日

こんにちは。三重県四日市市の大川眼科 院長です。

 

先週は遅い夏休み(夏季休診)をいただきました。

私は8/22~24に埼玉県所沢市で行われた

視覚障害者用補装具適合判定医師研修会に参加してきました。

 

さまざまな病気によって視力や視野が障害された場合に、

私たち眼科医はまず原因となる病気を治療します。

残念ながらそれでも視覚障害が残ってしまった場合には

それを補うための道具(眼鏡やルーペなど)を使えるように

指導したりします(ロービジョンケアと呼びます)が、

ロービジョンケアに対応できる眼科施設が少ないのが現状です。

 

今回の研修会では2日半にわたり、眼鏡やルーペなどの処方の講義、

視覚障害の疑似体験、実際の道具を使っての実習など、

みっちりとロービジョンケアについて学ぶことができました。

研修会場である国立リハビリテーションセンターにはすごくたくさんの種類の補助具が

備え付けられており、それらを実際に見たり触ったりできたのは貴重な経験でした。

拡大読書器1手持ちloupes

(写真は拡大読書器と手持ちルーペ)

 

すぐには難しいのですが、今後は当院でもロービジョンケアに対する取組みを

始めていきたいと思っています。

 

 

 

 

第16回東海黄斑疾患研究会

2013年08月19日

こんにちは。三重県四日市市の大川眼科 院長です。

 

少し前の話になりますが、

8/8(木)の診察終了後、名古屋で行われた勉強会に参加しました。

黄斑疾患とは読んで字のごとく黄斑部の病気のことで、代表的なものとして加齢黄斑変性(AMD)があります。

最近では様々な薬物療法が行われています。

 

◎ 教育講演 「患者満足度を高めるAMD治療とは?」 杏林アイセンター 山本亜希子先生

AMDの治療には抗VEGF剤と呼ばれる薬を眼内に直接注射する治療が一般的ですが、

この注射は1回すればおしまいではなく、経過をみながら何回も打つ必要があります。

できる限り少ない回数の治療で済めば、医師にとっても患者にとっても楽でよいのですが、、、

 

山本先生は杏林大での加齢黄斑変性に対するルセンティスの治療成績についてお話いただきました。

ルセンティスとは抗VEGF剤の一種で、治療開始時に月1回の注射を3か月連続で行い、

その後は経過をみながら必要に応じて追加していくというのが一般的です。

どの程度悪くなれば追加するかは施設によって様々だと思うのですが、

杏林大では視力の変化がなくてもOCTで変化があれば注射の追加を行うそうです。

それでも2年目以降に追加が不要だった患者さんは30%に過ぎなかったそうです。

 

特別講演 「血管新生抑制の光と影」 阪大 臨床遺伝子治療学 教授 森下竜一先生

滲出型加齢黄斑変性は血管新生、すなわち悪い血管が黄斑部に生えることにより発症します。

この血管新生を起こす原因とされているのがVEGFと呼ばれる物質です。

加齢黄斑変性ではこのVEGFを抑えるための薬(抗VEGF剤)が治療の中心になっています。

 

森下先生は心臓などを専門とする内科の先生で、眼以外の病気に対するVEGFを使った治療、

抗VEGF剤が全身に与える影響についてお話いただきました。

・ 脚の血管が詰まって潰瘍を起こす病気(閉塞性動脈硬化症)に対してVEGFを用いた治療薬がロシアで発売されている

・ VEGFは心筋梗塞で血管が詰まってしまった部分に新たに血管を生えさせる働きがある

・ アバスチン(VEGF剤の一種)を眼に注射すると、正常人で収縮期血圧が5mmHg、拡張期血圧が4mmHg、高血圧患者で収縮期血圧が12mmHg、拡張期血圧が6mmHg上昇する。

 

特に血圧が高い方や、血管が詰まる病気をお持ちの方に加齢黄斑変性の治療を行う際には、内科の先生と十分に連携をとって行うことが大切なようです。

 

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