弱視斜視学会

こんにちは。四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

気が付けばもう12月で急に冬らしく寒くなりましたね。

11月はブログをさぼってしまいましたので、また頑張って書いていきたいと思います。

 

11/29,30と京都で日本弱視斜視学会・日本小児眼科学会に参加してきました。

そのため11/29は11時に早じまいさせていただき、ご迷惑をおかけしました。
 

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緑内障や網膜の病気などは、日頃小さな勉強会があちこちで開かれ、

地元でも講義を聴く機会がまあまああるのですが、

小児眼科・斜視・弱視といった分野の勉強会はほとんどありません。

(薬がたくさん売れる病気ではないのでスポンサーがつかないのですね)

そんな訳で土曜半日、日曜は朝から夕方まで頑張って勉強してきました。

 

斜視とは眼の位置がずれている状態ですが、見た目以外にもいろいろな問題があります。

物が2重に見えることがあったり、眼精疲労の原因になったり、弱視の原因になったり、、、

 

弱視とは何らかの原因で十分に視力が発達せずに視力が出ない状態です。

弱視は大人になってからでは治せず、通常8才ぐらいまでに治療しないと

一生視力が悪いままになってしまいます。
 

→「子どもの目」の説明ページへ
 

小さいお子さんは自分で「見えない」と言いません。

物の見方や眼の位置がおかしいなど、周りの大人が気づいてあげる必要があります。

当院にはこれらの検査に慣れた視能訓練士がおりますので、

何か気になることがあればご相談いただければと思います。