花粉症の季節になりました

こんにちは。三重県四日市市の大川眼科 院長 大川親宏です。

 

気が付けば3月に入り、ここ1週間ぐらい前から花粉症の患者さんが増えてきました。
花粉情報協会のスギ・ヒノキ花粉飛散予想によると、
三重県の今年の花粉飛散量はここ10年の平均量よりは少ないものの、
昨年に比べて3-4割増となるようです。
実際には天候や気温に左右されますのでこの通りになるとは限らないのですが、
花粉症をお持ちの方にはつらい年となりそうです。

 

基本的な対策としては、花粉を避けることに尽きます。
・外出時には花粉を防ぐメガネやマスクなどで花粉との接触を避けること。
・帰宅時には、玄関で衣服に付着した花粉を払い落として家の中に持ち込まないこと。
・家の中では、極力窓を開けない、布団を外に干さないなどの注意をすること。

 

頻回交換コンタクトレンズ(2週間や1か月で交換するタイプ)をお使いの方は、
レンズに付着した花粉が完全に洗浄除去できてないと、症状が強く出る原因になります。
花粉症の時期のみ、ワンデータイプ(1回使い捨てタイプ)に変更することで、
常に新しい清潔なコンタクトを着けることになるので、花粉症の症状が抑えられます。

 

かゆくてこすってしまうと、目が腫れたり、ばい菌が付いたり、
傷が付いたりすることもあります。
目のかゆみを抑えるための目薬を処方させていただくこともできますので、
かゆみが強い場合には眼科を受診して下さい。